日本初、縫製工場がWRAP認証を取得　MNインターファッション株式会社が取得を支援

日本の縫製業界における初の快挙
当社の協力先である縫製工場、株式会社東京ファッション（所在地：東京都足立区）が、2025年8月、国際的な労働・環境基準認証である WRAP（Worldwide Responsible Accredited Production）認証 を日本で初めて取得しました。
WRAP認証は、労働環境の整備、人権保護、環境配慮など、国際基準を満たす工場に与えられる認証です。世界150か国以上のブランドが取引判断の指標とする信頼性の高い規格で、今回の取得は日本の縫製業界において持続可能なものづくりを推進するうえで大きな節目となります。本認証の監査は、国際的な認証機関であるLRQAリミテッド（所在地：神奈川県横浜市、日本代表：堀川康）が実施しました。

背景
今回の認証取得は、海外ブランドからのOEM依頼をきっかけに始まりました。海外市場では「日本製」への関心が高まる一方、労働・環境基準を満たした工場との取引が強く求められており、日本の縫製工場にとって避けて通れないテーマとなっています。
当社は東京ファッションと協力し、この要請に応える形で認証取得を実現しました。国内工場が国際基準に適合することで、海外ブランドとの取引拡大につながる先駆的な事例となります。

今後の展望
今回の認証取得を契機に、当社は引き続き、日本縫製工場の国際認証取得や海外展開支援を推進し、国内縫製業界の国際競争力向上に貢献してまいります。

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